まあ、そうは言うが。

先日の言い方は少々カルシウム不足が過ぎるような気もする。

いや、相変わらずFINAL FANTASY XII ね。


「システムがもっとこうだったらいいのに・・・」
と思うのは嵌ってる証拠であると『レベルE』にも書いてあった。


もっと純粋な気持ちでプレイするべきかも知れない。

確かに素晴らしいグラフィックだ。
細部までデザインされた古代メソポタミア風建造物の美しさ。

トルコの市場に迷い込んだかのような気持ちにさせる王都のダウンタウン
アルハンブラ宮殿を思わせるタイル張りの建造物。

肌の質感、動きを感じさせる人物造型などはどうやってモデリングしているのか見当も付かない。
それに、このモーグリ達の愛らしさはどうだ。



こんなにも素晴らしい世界を作り上げた職人達が心無い書き込みを見たらどんなにがっかりすることだろう。本当にゲームを愛する人間なら気に入らない点を賢しげにあげつらう前にまず素晴らしいと思う部分をあげるべきだったのではないか。



何かと考えさせられることが多い。

しかし、なけなしのギルをはたいて買った「暗黒」のダメージがゼロだったのはどう考えても腹に据えかねる。

あと、これだけグラフィックが素晴らしいと必殺技のありえなさというか、馬鹿馬鹿しさがどうも許容範囲を超えてしまう。



主人公が高速で回転することにより巨大な竜巻と化し敵に体当たりをするという技があるのだが、そんなことができるならもっと他にやりようがあるだろう。

なんというか世界なんて小指の先で救えるんじゃないの?みたいな。そんな感じ。



うん。結局俺は気に入らないことが先に立つ人間のようだ。もういいや、最低で。